このページのコメントは私の勝手なひとりごとです。従って、私が関係
するどの組織、団体、またはグループの正式コメントでもありませんのでご了承ください。







   



2月28日(日)
2月27日(土)
週末は休欄。

2月26日(金)サンノゼは豪雨
「グルメの嘘」
新聞で紹介されていて、面白そうだと思ったので購入した本がある。友里征耶著の「グルメの嘘」だ。ご存知の通り、友里さんは「行っていい店 わるい店」で有名な方だが、この「グルメの嘘」では主に飲食業界とグルメライターとの癒着について書かれている。友里さんの批評はあまりにも辛口であるがゆえに、批判された料理人たちが自宅に乗りこんできたり家族が脅迫されたりと大変みたいだが、書かれていることはかなり正論、そして常々筆者が思っていたことでもある。

皆さんも、テレビで芸能人やレポーターが「美味しい〜!」と絶賛しているので、その店に予約を入れて行ってみたという経験があるのでは? まあ、そういう場合、10回のうち9回は後悔することになる。でもそれは当たり前! 世の中に美味しい店がそんなにあるわけもなく、でもだからと言ってその芸能人やレポーターも「まずい〜!」と言うわけにもいかないので、とりあえず「美味しい〜!」としか言いようがないのではないか。そりゃ、スポンサーへの配慮だとか、自分の次の仕事も心配しつつ・・・ そんなの当たり前だよな、みんな大人だもん。だから逆に友里さんのような存在が貴重なのである。

ちょっと話は本題から外れてしまうが、筆者が最近気になっているグルメに関することは、何を食べても「あま〜い!」と褒める日本人の舌だ。そりゃ、チョコレートを食べて「あま〜い!」というのは勝手だが、ヒラメを食べても「これ甘いですね!」と褒め、大根を食べても「昔みたいに辛くなくて甘くて美味しい!」と言い、牛の内臓を食べても「脂の甘さが最高!」と言う。いつの間に「甘い」がニッポンの褒め言葉になったのだろうか? アマエビ君は「甘い」と褒められたら嬉しいかもしれないが、ヒラメ君は「甘い? なんで?」と言い返したくなるのでは? ダイコン君にいたっては「僕は辛いのが本当なんですけど」とかなりご立腹のはず。もうニッポンは後進国じゃないんだから、マスクメロンやイチゴの糖度を高めて自慢しあったり、何を食べても「甘い!」と言って喜ぶのはそろそろやめよう。 



当コラムにコメントがある場合はこちらまで

2月25日(木)サンノゼは晴れ
「失速を促す!?」
昨日は凍結防止システムについて書いた。今日は、もう一つ別の翼に施されている工夫について書いてみよう。ご存知の通り、飛行機と言うのは翼の揚力で浮いている。そしてその揚力というのは、翼の上の部分が緩やかに湾曲していることで発生する。翼の上を流れる空気の速度と翼の下を流れる空気の速度の違いにより気圧の差が生じ、それが揚力として物体を上に持ち上げようとするからである。そして失速という現象は、その翼の上を流れる空気がなんらかの理由によって遮断されることにより、揚力が低下してその物体の重みを空中で支えられなくなる状態のことを指す。だからそのままにしておくと飛行機は墜落する。

筆者の飛行機の翼の先端部分には、二枚目の写真のような小さな金属の部品が装着されている。そしてこれは翼の内側(ボディに近い方)だけに装着されており、翼の外側には装着されていない。この小さな金属の部品がどんな役割をもっているかというと、この金属の部品で空気の流れを少しだけ遮断することにより失速を促すためである。「意図的に失速を促す!?」と驚かれるかもしれないが、これはとっても良く考えられているものなのである。この金属の部品が翼の内側にあることにより、飛行機が失速状態に近づいた際には、まずは翼の内側から失速が始まるように設計されている。だから、失速状態に陥った場合、筆者の飛行機の場合はまずは翼の内側から失速が始まり、少しずつその失速が翼の外側に「伝染」していくようになっているのだ。

なぜこのような設計になっているのか? その逆を考えてみてほしい。もしも、翼の外側から失速が始まってしまうと(翼の外側という意味は「飛行機のボディから遠い方」という意味)、失速した部分がボディから遠いがゆえにそこは飛行機がスピンを始めた際に一番遠心力が強い部分となる。するとその失速が翼の外側から内側に「伝染」することによってそのスピンがどんどん激しくなっていく。その逆に、内側から失速が始まると、翼の内側の部分が失速を始めたとしても、翼の外側はまだ失速していないので飛行機がスピン始めることはない。

良く出来ているよなー、飛行機って・・・



当コラムにコメントがある場合はこちらまで

2月24日(水)サンノゼは曇り
「翼に毛穴?」
雨の中での飛行訓練。とは言っても、別に雨だからと言って特別なわけではない。雨だからと言って危ないわけでもないし、雨だからと言ってそれだけが理由で視界が悪くなることもない。ただ問題があるとすれば、一番怖いものは凍結なのである。飛行機の天敵は氷、翼に氷が付着することでその翼の揚力が奪われてしまい、その結果墜落という最悪の結果になることさえもある。だから一番心配なのは雨自体ではなくて雲の中の気温なのである。この日の地上の気温は10℃、そして離陸して4000フィートまで上昇したときに雲の中の気温が4℃まで落ちた。「冷たい雨」というやつだ。このまま気温が落ち続けると翼が凍結する可能性があるので、すぐに凍結防止システムのスイッチをオン!

筆者の飛行機の翼の先端部分には、まるで人間の皮膚の毛穴のような穴が無数にあいている。そして凍結防止システムのスイッチをオンにすると、この無数の穴から凍結防止剤が染み出てくるようになっているのだ。すると、その凍結防止剤が少しずつ翼全体をカバーして凍結を防止するという仕組みになっている。だからこのシステムのお陰で翼の凍結の心配をしないで飛ぶことが出来るのである。



当コラムにコメントがある場合はこちらまで

2月23日(火)サンノゼは雨
「一万時間の法則」
週末、親友のE君と食事をしていたら、「コウキさん、一万時間の法則って知っていますか?」という話になった。「一万時間の法則」というのは、「どんなものも一万時間練習すれば本物になる」というものらしい。E君の説明によると、あるものを習得しようとする時、練習に一万時間を費やしたあたりから壁を突き破ることが出来るというのである。そこでインターネットで更に調べてみると、ある文章には「一万時間の努力」という言葉が使われており、また別の場所では「一万時間練習をしてやっとそれで飯を食っていける(プロの)レベルになる」という書き方をしていたものもあった。

一万時間とは、毎日8時間をその練習に費やしたとしたら1250日、すなわち約3年半だ。だから、もっと簡単に言うと「継続は力なり」ということではないか。こう考えると、普通の人ではなかなかあるものに没頭して1250日間もそれに費やせるものではない。自分のことを考えても、1250日間分も練習したものって人生に一つもないのではないか? まあ逆な言い方をすれば、だから筆者がやるものは全部「趣味」で終わるのであって、それでは飯を食えないのである。なんか妙に納得・・・ 今からでも遅くないから何か一万時間練習しようかな? 釣り? ← そっちかい!?

当コラムにコメントがある場合はこちらまで

2月22日(月)サンノゼは晴れ
「チュウノチュウ」
20年前、ニューヨークのマンハッタンで食べた某チェーン店のラーメンのまずさにびっくりしてから、アメリカでのラーメンに期待することをやめていた。ここサンフランシスコ地区でも過去に何回かラーメン店に行ったことがあるのだが、あまりのまずさに食べ終えることが出来ないものばかりだった。そんなサンフランシスコ地区に最近オープンした「俺ん家(ORENCHI)」というラーメン屋、あまりにも評判がいいので早速GO! 土曜日の夜7時に行ってみるとそこには20名ほどの行列が出来ており、人々の情報の早さには驚くばかりだ。30分ほど待って席に通され、早速「俺ん家ラーメン」と「塩ラーメン」を注文。

失礼だと知っていながら東西奔放風の褒め方をすると、「食べるに値するラーメンにアメリカで初めて出会った」という感じである。ラーメンという食べ物の難しさは、「その一杯で客を満足させなければいけない」という宿命を負っているので、そういう意味ではあと「5%」くらい味が濃いほうがいいかもしれない。でも、アメリカでこのラーメンは立派だと思う。

現在、筆者の友達のH君がサンフランシスコ地区でラーメン店をオープンするために頑張っている。H君のラーメンがここよりも美味しいといいなー。旨ければラーメンでもちゃんとビジネスとして成立するんだ、長い行列を見ながらそんなことを思った。




「チュウノチュウ」 - 筆者はレストランを「下の下(ゲノゲ)」から「上の上(ジョウノジョウ)」と9段階にランキングしている。ランキングの要素は「味」ばかりではなく、「雰囲気」、「サービス」、そして一番大きな要素は「コストパフォーマンス」だ。500円だろうが5万円だろうが、その値段に値しないものは評価しない。「中の中(チュウノチュウ)」を平均とし、「中の上(チュウノジョウ)」を「もう一度食べてみたい」とする。ちなみに、今まで「ジョウノジョウ」だと思った店は世界に三軒しかない。

当コラムにコメントがある場合はこちらまで

2月21日(日)
2月20日(土)
週末は休欄。

2月19日(金)サンノゼは曇り
「ブルーと真っ青」
アップグレードしたぞ、Windows 7に! いきなり落ちたぞ、Windows 7が! というわけで、Windows 7にアップグレードしたとたんにパソコンが完全に狂ってしまい、もう救いようがない状態になってしまった。立ち上げた途端にブルースクリーン。その後ゴチャゴチャとやっているうちに、今ではセーフモードでも救えないような状態だ。ふぅ・・・ パソコンの調子が悪くなるたびに「誰だ、こんな不具合ばかりの製品を出荷する奴は!?」と怒り狂うのだが、考えてみたら筆者もパソコンソフトメーカーの社長ではないか!

パソコンが一般的に普及するようになって15年、でも、今でもこの製品を「使いやすい」とは言えない。電子レンジ、携帯電話、デジタルカメラ、テレビ、DVDレコーダー、世の中のほとんどの人たちがそれらの製品を問題なく使いこなしているのに、その同じ人たちがパソコンになるとお手上げになってしまう。ということは、これは「使い手」に問題があるのではなくて「作り手」に問題があるのではないか? そして筆者もその「作り手」側の人間である。これは反省しなければ・・・ そんなことを考えながら、ブルーになってしまった自分のパソコンの画面を見て、失くしてしまったかもしれないデーターのことを心配して自分の顔も真っ青なのである。 



当コラムにコメントがある場合はこちらまで

2月18日(木)サンノゼは曇り
「RAIM!」
すっ、素晴らしい、完璧な曇り空! というわけで、まるでスキップするような気持で空港へ。こんな日は雲の中に完全に入って計器飛行の練習が出来るのである! 離陸後、高度3000フィートで雲の中に突入。その後すぐに機首を南に向けて飛行していたら、突然「GPS#1」に「RAIM」という警告が! 「RAIM」とは、「RECEIVER AUTONOMOUS INTEGRITY MONITORING」の略で、GPSに必要な衛星からの信号に何らかの不具合があったり、またはGPS自体がその信号の受信に失敗している時に出される警告である。筆者の飛行機のGPSは常に4つの衛星から信号を受けて自分の位置を測定している。だから、その4つの衛星のうちのどれかに不具合が出たのかと思い、念のために「GPS#2」に切り替えてみたら、「GPS#2」は問題なく稼働しているではないか。ということは、「GPS#1」の受信側に問題があるということ。というわけで、今日は「GPS#2」だけを頼りに飛ぶこととなった。「GPS#2」でも飛行自体には支障がないのだが、でもこれはあくまでもバックアップ用のGPS。だからやっぱり不便なことが多い。しかし今日のフライトは、その不便さを実際に体験出来ただけでもいい経験となった。

午後6時に無事に帰港。その頃には天気も回復し、西の空が夕焼けで輝いていた。



当コラムにコメントがある場合はこちらまで

2月17日(水)サンノゼは曇りのち晴れ
「JAL002 NRT→SFO」
今にも雪が降りそうな空模様の東京を出発して成田に向かい、その後JAL002便で一路サンフランシスコへ! 今回のフライト、とにかく機内が暑かった! 実はこれがJALの弱点。というか、ANAも含めた日系エアラインの弱点なのである。体感温度だけは白人に近い筆者は、まるで走り回った後の子供みたいに汗びっしょり・・・ 今度乗る時はやっぱりTシャツにしよー。今回は東京が寒かったので薄手のセーターだったのだが、それでも機内では暑かったのである。かと言って「涼しい」米系エアラインを選択すると、まるでアラスカかと思うほど機内がギンギンに冷えているから人間の体感温度とは面白いものである。

8時間半後、今回は珍しくハーフムーンベイ上空から北米大陸に対してほぼ直角に進入するようなルートでサンフランシスコ国際空港へ。下の一枚目の写真に写っている湾がハーフムーンベイである。この日のサンノゼの最高気温は20度、もう春だ。



当コラムにコメントがある場合はこちらまで

2月16日(火)東京は雨時々雪
「この魚、分かる?」
知り合いの板前から電話があり、「照井さんでも分からない魚が入ったので食べてみませんか?」と挑戦状を叩きつけられた。そう言われると燃える負けず嫌いの競争心。店に着くと、「何の魚か当ててみてくださいね〜」と嬉しそうに自信満々の彼。まずは刺身から。

ヒント1 − 白身魚。
ヒント2 − 食感はコリコリ。
ヒント3 − 無臭。
ヒント4 − 筋が甘い。

「うん? これ、イシナギでしょう?」と筆者。「違いま〜す!」と嬉しそうな彼。「クエの刺身は昨日食べたばかりなのでわかるはずだけど、これクエじゃないよね?」と聞くとまた「違いま〜す!」との答え。なんとなくコチに似ているんだけどコチの旬は夏だし・・・

ヒント5 − 太平洋側に生息。
ヒント6 − 7キロ。
ヒント7 − 築地ではキロ当たり5000円ほど。

「7キロ? で、7キロくらいが平均?」と聞くと「その魚の平均的なサイズはそんなものだと思います」と彼。そして築地で5000円と聞くと雑魚ではなく高級魚の部類に入るはず。うーん、なんだろう? 頭を抱える筆者。次に塩焼きが出てきて、その後醤油を薄く塗った醤油焼き。骨の周りについている脂がやたらと旨い。そしてその醤油焼きにちょっとだけその魚の皮がついており、その皮の色が赤い!

ヒント8 − 皮が赤い。

「キンキ? でもキンキは7キロにはならないし5000円もしないよな〜」とぼやく筆者。金目鯛にも似ているけど、金目鯛よりも脂が多い感じかな。でも「金目鯛?」と聞くと、またまた「違いま〜す!」と絶好調の彼。

次に煮つけ。これではっきりと赤い皮が見えた! その魚の頭を煮つけてくれたのでまずは目玉の部分をガブリ。眼球は直径2.5センチほどもある。うん、これは大きな魚だなー。眼球を支えているトロトロの部分が本当に旨い! そしてここまで食べても分からないのでとうとうギブアップ! 実は、赤い皮を見るまではもしかしたらアブラボウズかなとも思っていたのだが、赤い皮で完全に分からなくなってしまったのである。

「答えはメヌケです!」と嬉しそうに発表する彼。「メヌケ!?」と驚いたあとに、「メヌケ」なら分からないのも当然だとちょっとだけ心の中で負け惜しみ。なぜかというと、学術的には「メヌケ」という魚はおらず、「メヌケ」とは魚の「種類」ではなくて「総称」だからである。「メヌケ」とは、メバル属の魚が大きくなり体が赤くなったものを指す俗語であり、なぜ「メヌケ」と言うかというと、釣りあげられた時に水圧の急激な変化により目が飛び出す場合が多いからだ。だから「目抜」と呼ばれるようになったのである。

でも、そんなことはどうでもいいや。この煮つけ、旨すぎるぞ! そして最後はやっぱりネコマンマ! うーん、でも悔しい!(とことん負けず嫌い・・・)



当コラムにコメントがある場合はこちらまで

2月15日(月)大阪は雨
「ここでくるか!」
日曜日の午後、羽田空港を離陸して一路大阪へ! 日曜日は2月14日、巷では「バレンタイン」と呼ばれるイベントをやっているようだが、弊社、特に筆者には全く関係がないのである。以前にも書いたことがあるが、弊社では「バレンタイン禁止令」を出しており、社員同士の本命チョコは別として、社内での「義理チョコ」は完全に禁止している。だから弊社の女性社員は2月14日に頭を悩まさなくてもいいのである。これは、社長(私)の個人的なポリシーで、「お菓子業界に踊らされてたまるか!」という反骨精神からきている。

そんなわけで、2月14日の夕食は合流したアメリカ人二人と道頓堀で食事をし、今年のバレンタインも何事もなく過ぎていったのである。次の日の2月15日、大阪での会議を無事に終えて東京に戻り、夕食は馴染みの寿司屋へ! いつものように美味しい寿司を楽しんで会計を終えて店を出ようとしたときに、寿司屋の大将から「照井さん、これ・・・」と言われて袋を手渡された。「へっ? 何これ? もしかしてカラスミ!?」と喜んで聞いてみると、「いえ、チョコレートです・・・」とのこと。「はっ? なんで?」と聞くと、「バレンタインなので」とのこと。おいおい、俺はここでチョコレートを貰うのかっ!

というわけで、今、そのチョコレートを食べながらこの東西奔放を書いているのである・・・ 



当コラムにコメントがある場合はこちらまで

2月14日(日)
2月13日(土)
週末は休欄。

2月12日(金)東京は曇りのち雨
「飛行機つながり」
三日前の当コラムで、筆者を個人的に全く知らないにもかかわらずこのホームページを読んでくださっている方々にメールを下さいと書いたところ、何通ものメールを頂いた。その中での最大の収穫が、富山からアクセスして下さっている方が判明したこと。それを考えると、インターネットって不思議なつながりだなとつくづく思う。全体的に見て、このホームページに辿り着く方々はどうやら飛行機ネタが原因のようだ。自分ではそんなに飛行機ネタを書いているつもりはないのだが、結果的にそうなっているのかもしれない。まあ、アメリカに戻っているときは確かに飛行機ネタが多くなる。

来週の水曜日にアメリカに戻るので、また飛行機ネタが増えること必至・・・

当コラムにコメントがある場合はこちらまで

2月11日(木)東京は曇りのち雨
「日本のものづくり」
今はマグロ釣りのオフシーズン。だから、毎年この季節には筆者のマグロ用のリールをメンテナンスに出すことにしている。今年も二つのリールをDaiwaへ! このメンテナンスをやるとリールがまるで新品のようになって戻ってくる! このくらい大きなリールになると、メンテナンスもレベル「A」から「D」と分かれており、年数が経つごとに細かいメンテナンスが必要になる。一番軽いのが「A」、そして重メンテが「D」なのである。まるで飛行機の整備と同じだ。筆者の今年のメンテナンスのレベルは「B」、このレベルだと3000円でやってくれる。(涙)←(嬉し泣き)

今年は、「クリックレバー」と呼ばれる部品に錆があるとのことで、その部品代に2800円かかった。しかし、この大きなリールの中のたった5センチの部品の錆を見抜き、それを丁寧に整備してくれたDaiwaの職人さん、そこに日本のものづくりの魂を感じた。

今、トヨタやホンダのリコール問題が重なり、日本のものづくりの信頼が揺らいでいる。しかし、こういう機械物を作らせたら日本は世界一、そしてその整備も世界一だ。日本人よ、自信を持とう!



当コラムにコメントがある場合はこちらまで

2月10日(水)東京は曇り
「差し上げます!」
ご存知の通り、筆者はいろいろなものを集めるのが趣味である。その中でも、一番最初から集めているのが「日本人大リーガーの首振り人形」だ。野茂から始まり、イチロー、新庄、石井、松井、松坂など、日本人大リーガーで首振り人形が作られた選手のものはすべて持っている。(日本人大リーガーでも首振り人形にならない選手もいるので) 今から50年後にそれらの人形が「開運!なんでも鑑定団」で「5000万円!」と言われるのを夢見て・・・

その中で、時々間違えて同じ人形を二体買ってしまうことがある。今回もそのミスを犯してしまった。それがボストン・レッドソックスの岡島選手の人形だ。そこで、この岡島選手の首振り人形を差し上げます! この下の「当コラムにコメントがある場合はこちらまで」をクリックして、「岡島人形希望」とメールを下さい。メールをしてくださった中から、11番目の方にこの人形を差し上げます!



当コラムにコメントがある場合はこちらまで

2月9日(火)東京は晴れ
「読者の皆様へ」
この「東西奔放」という筆者のブログ(コラム)、今月で10年目に突入している。最初に書き始めた頃は、まだ「ブログ」という言葉が世の中には浸透していなかった。10年で世の中は変わるものである。さて、この筆者のホームページには分析ツールが組み込まれており、どの辺に住んでいる人たちが筆者のホームページを読んでくださっているのかが分かるようになっている。勿論それ以上の情報は分からないのでご心配なく。分かるのはアクセスしてくださった方々の町の名前までである。アメリカで言うと、サンフランシスコ周辺にこのホームページの読者が集中しているのは理解できる。しかし、なぜかワシントン州の「Bellevue」という街からもコンスタントにアクセスがある。それ以外にもニューヨーク州の「Brooklyn」、バージニア州の「Oakton」等々。ヨーロッパからはドイツからのアクセスが集中しているのだが、これは誰だかだいたい分かっている。

日本で言うと、東京は勿論だが、二位に
は札幌からのアクセスが多い。これは、弊社のサポートセンターが札幌にあるからだと思う。しかし不思議なのは富山からのアクセス。うーん、誰が読んでくれているのか・・・ そこから西に移動して、名古屋、京都、大阪辺りも友達が多いので分かるのだが、なぜか出雲からのアクセスが多い。出雲からこのホームページを読んでくださっている方、どなたでしょうか? 姫路、広島、宇部、北九州・・・ ここも広島以外には心当たりがない。そこから南下して、長崎からも多くのアクセス、そして鹿児島。鹿児島は誰が読んでくれているのか分かっている。そして那覇と宮古島。宮古島からのアクセスは全国で東京と札幌に次いで三番目! まあ、これには納得。

というわけで、数年前にも同じお願いをしたことがあるのだが、筆者を個人的に全く知らないにもかかわらずこのホームページを読んでくださっている方々、この下にある「当コラムにコメントがある場合はこちらまで」をクリックすると私にメールが送れるようになっておりますので、もしも可能ならば「○○から読んでいるよー」とメールを頂けると幸いです。必ず返信致します!

当コラムにコメントがある場合はこちらまで


2月8日(月)東京は晴れ
「飛行機の前にいろ」
計器飛行証明免許の訓練を行うようになって、毎回のように教官に言われ続けていることが「Two steps ahead! What's next? What's next?」である。日本語に直すと、「常に二歩先を見ろ! 次はなに? 次はなに?」というところだろうか。これはどういう意味かと言うと、時速300キロ以上で動いている飛行機の操縦席に座っていると、「あっ! ここではあれをやらないと!」と思ってから行動を起こすのではすでに遅いのである。だから、常に「次は何をしなければいけないのか?」と考えて、次、そして次の次の動きを意識して操縦しろという意味である。これを英語では「Be ahead of the airplane」という言い方をする。「飛行機の前にいろ」とでも訳すか。

これは普通の仕事でも同じことが言える。筆者が見ている限り、優秀な人ほど暇だ。それはなぜかというと、優秀な人は常に「仕事の前」にいるので、仕事に追われているのではなくて仕事を追っている。逆に常に「忙しい、忙しい」と言っている人ほど無能な場合が多い。「忙しい」というのは仕事に追われている証拠であり、それは自分のスケジュールや仕事の進み具合をコントロール出来ていないからである。勿論、ある職種では自分でコントロール出来ない部分も多くあるので、「忙しい人すべてが無能」などという乱暴なことは言わないが・・・ どちらにしても、「What's next?」を心に留めて仕事をしたい。

当コラムにコメントがある場合はこちらまで


2月7日(日)
2月6日(土)
週末は休欄。

2月5日(金)東京は晴れ
「本日休欄」
体調不良のため本日休欄。


当コラムにコメントがある場合はこちらまで

2月4日(木)東京は晴れ
「本日休欄」
体調不良のため本日休欄。


当コラムにコメントがある場合はこちらまで

2月3日(水)東京は晴れ
「祇園でおでん」
京都に着いてからホテルでダウンしていたにもかかわらず、同級生が集まるというので起きて祇園へ! 「菜処 やすかわ」だ! これが京風のおでんというのかな? 思ったよりも味が甘く感じた。でも久しぶりに同級生たちと会って、食べて笑って楽しいひと時。でも、この後、ホテルに戻ってから本格的にダウン・・・  



当コラムにコメントがある場合はこちらまで

2月2日(火)京都は晴れ
「風邪気味」
東京→大阪→奈良→京都と移動し、京都のホテルに到着後風邪でダウン・・・


当コラムにコメントがある場合はこちらまで

2月1日(月)東京は雨のち雪
「爪を切れ!」
筆者のような仕事をしていると、人に会うことが多い。ということは、「人を見る」機会もあれば、逆に「人に見られている」機会も多いという意味である。筆者が他人と会う場合、特にその人が弊社に営業や面接などで来ている場合、その人のどこを一番見ているかというと、それはその人の革靴と爪である。まずは革靴。革靴は、名刺交換のお辞儀をする際に下をチラッと見てその人の革靴を確認している。革靴ほどその人の性格を表すものはない。それは、その革靴が高いか安いかの議論ではなくて、どの程度綺麗にメンテされているかがポイントなのである。その人がどのような性格なのか、まさに革靴がその人の歩んできた人生を物語ってくれる。どんなに高価な腕時計をしていても、どんなにハイレベルのイタリアンスーツを着ていても、革靴が汚い人は細部に注意がいかない人なので、そんな人と仕事をしてもうまくいかないことが多い。

次に爪。爪が汚い、または爪が伸びている、これは他人に会う際には致命的な欠陥となる。それを考えると、逆に筆者の爪も他人に見られているという意味なので、筆者の爪は爪先の「白い部分」が全くないほど常に短くしてあり、筆者の部下にも同じように注意をしている。今日も、午前中の会議である部下の爪が伸びているのに気がついたのですぐにゲンコツ! で、その部下がランチ時間にちゃんと爪を切って午後の会議には出席していたので、そういうときはすぐに褒めるようにしている。爪はとっても大切なのである。

だいたい、女性はあれほど爪をケアしていてお金をかけているのに、日本人の男性はあまりにも爪に無頓着過ぎる。でも爪は清潔のバロメーターだ。あなたの爪、見られてますよ〜・・・

当コラムにコメントがある場合はこちらまで